ヒプノセラピー体験記 過去世第3話 滝に身投げする斎王の人生
ヒプノセラピーを受けて納得できた
今世での母との関係
<1 風景 場所 私自身>
17歳から母※1に勧められて家を出る。
斎王のような仕事(※2)をしているようだ。
平屋の屋敷で暮らしている、またしても大きな屋敷である。
庭も手入れされ白とグレーの玉砂利が敷き詰められている。
17歳という年齢はセラピー中の質問に答えた年齢である
※1 当時の母親が今世の母と分かる理由
今世の母と顔が同じでした。
今世でも母親から愛情を感じた事はあまりなかった気がする。
母は子供の私より、母の母親(祖母)や母の妹(叔母)を優先していた。
進路についても「女の子は中卒でいい」という迷言や
看護師になりたい、中学受験したい、すべて却下
しかし母は有名女子中から大学まで出ていたし
学生時代の友達付き合いもあったようで
学問の大切さに気付いていないはずはなかった。
病気や記念日、学校行事等細かい事を思い出せばキリがないが
「そのようにしか子供と向き合えない親もいる」と捉えていたが
この過去世での母との関わりを知り全て合点がいった。
※2 斎王のような仕事
土地神様からのメッセージや今後を占う仕事。
審神者(サニワ)もいない。
身分は高いようで現代の巫女さんのイメージとは違う
☆~☆~☆~☆~☆
ヒプノセラピーを受けてみたい
自分の過去世に興味がある
そう思った時が準備が整った時
☆~☆~☆~☆~☆
<2 ストーリー>
過去世の母は優しくなかった。笑った顔を見たことがない。
そして政略的な意味と「この子ならいいだろう」という
母親としては冷たく、あまり良い感じではない理由で
私が家を出て斎王になる事を進める。
私もあまり母は好きではなかったようだ。
最初の2年位は霊能力など訳が分からず、不思議に思っていたが、
ある時寝ていると枕の左側に金色に輝く卵型の光が表れ
私の体に入って行った。
そこから霊能力が開けたようだ。
その生活は極めて静かである
部屋全体が祭壇のようになっており、掛け軸とその手前には2段の祭壇
そこに、さかき 魚 穀物 お酒 塩など、様々な物がお供えされている。
そのお供物も部屋の外に置いてあるのを、自分で供え、古い物を廊下に
出しておくというやり方で(現代の引き籠り風)
殆ど誰にも会わずに過ごしている。
神的なメッセージを下すのに、俗世との関わりは必要ないと考えているので、
1人でいるのは苦痛ではない。
むしろ、身の回りの事 食事 部屋の手入れ等は、お手伝いさんがいるので
1人であって1人ではない、苦痛どころか、満足している。
必要な物等は、御簾の向こう側にいる者と話をして済ませている。
お互い顔を直接見ることはない。
地域の権力者達が平身低頭に
私に神からのメッセージを聞きに来るが
それ以外は人との接触はほとんどない。
<3エピソード>
あるとき1組の親子※3(母親と男の子)が私の前に訪れる。
何処から入って来たのかも分からない…突然の事で驚いている。
母親は
「うちの子に白羽の矢が立ったので何とか助けて欲しい」と話し出した。
私が
「一緒にいる子供は男の子なのになぜ白羽の矢が立ったのか」
尋ねるとその子は男の子の着物を着せられている女の子だった。
人目を盗んで訪れたのだ。
何故私の場所が分かったのかと聞くと
母親が野菜を届ける出入業者だったので
関係者にそれとなく聞き出したようだ。
「白羽の矢については私にはどうする事もできない」と伝える。
しばらく沈黙が続く……
知っているけど、言えない事があるので、私は話ができない…
そして、遠回りにこう伝えた。
生贄として湖に連れて行かれるが本当に命を取られるのではなく、
生贄と称した子供の行く家がある事と
親はいつでも会う事が出来ると伝える。
☆~☆~☆~☆~☆
過去世を知り
生まれて来た意味を知る
☆~☆~☆~☆~☆
この人生では
神様からのメッセージも結局は自分欲の為にしか
使わない権力者が嫌になる。
最後は24~25歳で大きな滝に身を投げている。
滝壺で肉体から抜けた魂は
龍神様と共にとても気持ち良く水の中を泳いでいる※4
笑顔、安心感、自由を楽しんでいる。
奇麗な水中の景色が見える。
※3 1組の親子
現世でも親子として知り合いです。
今世では母親の強い愛で子供を守っています。
親子というのは大人になればある程度は離れてゆく関係ですが
この親子はとても良い関係になる未来が待っているはずです。
※4 気持ちよく水の中を泳いでいる
水泳は学校で習っただけで得意ではないですが
水の中を進む時の肌感覚が大好きです。
今だに腕だけクロールで息づきなし25m以上進めます
さほど苦しくなく自分でもなぜできるのかわかりません。
メッセージ(当時のメモ)
占いやメッセージによってこの世が変わる
それが本当に正しいのか?
この者達は本当に民の事を考えているのか?
しかし、利用されている。
必要なのは私ではなく能力。
言葉を間違えると殺されるかも知れない。
最期までお読み頂きありがとうございます
幸せサロン心 理永でした
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